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勝山健史 名古屋帯「聖母の衣裳」
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勝山健史 名古屋帯「聖母の衣裳」
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地の色は控えめなグレーなのですが、緯糸に使われている乳白色の色漆と粉の箔が光にあたると、きらきらと品よく輝く美しい名古屋帯です。(写真ではお伝えしきれずに申し訳ありません。)
整然と並んだ文様と合わさって、気高さをも表現しています。


デザインの源となったのは、14世紀のイタリアの画家Luca di Tomme作
 「Madonna col Bambino e Quattro santi」
写真の絵の画面中央の聖母が内側に着ている金色の衣裳の文様。

勝山さんが図案集の中でもひときわ目をうばわれた図案だったそうです。

この帯を作られているのは、勝山健史さん。

勝山さんは大学卒業後、呉服問屋での修行を経て家業に入りますが、取引先のひとつである洛風林の資料室で、古裂帖にあった織り地に魅せられ、以来、いにしえに通じる美を求めた「ものつくり」をスタート。理想の糸を追い求め、独自に有水羽絹、綺芙織、などに取り組んでいらっしゃいます。

糸づくりに強いこだわりを持つ勝山さんの帯や着物は絹糸の艶やしなやかさが際立って、神々しいほどに独特の存在感を醸し出しています。日本古来からの技術と現代のセンスが結集した宝物です。




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