「夏物　小紋『雪華文』」は、新緑のように爽やかな色が印象的な夏の小紋です。生地には、浜縮緬の「変わり紋紗地」を使用しており、さらさらとした風合いの涼しげで軽快な着心地が魅力的です。

「雪華文」は、雪の結晶を花に見立て、図案化した美しい紋様です。
夏に涼しさを演出するため、江戸時代には大流行したという「雪華文」は「
雪輪紋様」などと同様に夏の着物には多く見られています。

こちらの小紋は、享保１８年（１７３３年）、創業、京都染めの野口製作。
２９０年以上の長い歴史の中で、明治・大正・昭和期の絵摺帳などの資料を元に、現代に合う染め物をオリジナルで制作されています。

このような上質な小紋は、名古屋帯から袋帯までコーディネートできるため、お出かけのシーンも多く、活躍する一枚となるでしょう。
おすすめの逸品です。

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