地厚な綾織の生地ですが、風合いはとてもしなやかで、柔らかく、絹の艶がとても美しい織物です。こちらは「まるまなこ」と呼ばれる綾織りで、菱の中に菱が見えるような織り方をしています。この織り方が絹の艶をより一層引きたてていることが分かります。手機で生産されている、希少な織物です。

佐藤新一さんの白たかお召は、お色も厳選されたものが多く、出来上がったものを見せていただくのがいつも楽しみです。今回のお色は自らが光を発しているような明るいクリーム色の中に淡い朱色の縞が織り込まれております。


しっかりと織られたこちらの記事の風合いを楽しんでいただくために、
単衣にお仕立てすることもおすすめです。

昨今の地球温暖化によって単衣をお召しいただく時期がとても長くなってきました。4月から単衣を着たいほどの暑い日もあります！
（昔は単衣は6月、9月に着るという約束事がありました。）
織物は単衣でお仕立てをするのが好き！という方もいらっしゃいます。

ぜひ、この風合いを楽しんでいただきたいです！

コーディネートには名古屋帯をおすすめいたします。
どんな帯を合わせていただいても寛容に受け入れてくれる着物です。
初めてのお単衣にもぜひ！おすすめです。


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